ソニー仙台　２得点でグルージャ盛岡に快勝　

グルージャ盛岡戦の後半、ゴールを決めた森原（中央上）を祝福するソニー仙台イレブン

天皇杯１回戦 ソニー仙台２－０グルージャ

（9月4日 盛岡南）
　宮城県代表のソニー仙台が岩手県代表のグルージャ盛岡に２―０で勝った。後半開始早々に麻生の左足で先制。その後もサイド攻撃を中心に試合の主導権を握り、後半３７分に森原が追加点を奪った。

　ソニー仙台は東日本大震災による２カ月以上の活動休止を乗り越え今季公式戦初勝利。試合終了後選手たちは、仙台から駆け付けた約３０人のサポーターの前で跳びはねて喜んだ。

　次戦はＪ１のベガルタ仙台との地元対決。去年の天皇杯ではベガルタ相手に１―０で勝利し、番狂わせを演じた。田端監督は「地域の人たちが昨年以上に盛り上がれる戦いをできれば」と意気込みを語った。

　グルージャ盛岡は速攻でペースを握った前半に得点できなかったのが最後まで響いた。