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W杯の自信で五輪予選も…佐々木監督「誰が出てもいい状況を」

[ 2011年8月8日 19:17 ]

女子日本代表メンバー発表

 現時点でのベストメンバーが名を連ねた。女子W杯ドイツ大会制覇から約3週間で、優勝メンバー21人からけがの2人を除く全員が選ばれたのは順当だろう。W杯の6試合を通して自分たちの戦い方に自信を深めたなでしこが、3大会連続の五輪出場権獲得を目指す。

 対戦順はタイ、韓国、オーストラリア、北朝鮮、中国。最初の3試合は中1日、その後も中2日の厳しい日程となる。しかし佐々木監督は「今回初めて選んだ選手ではないので、柔軟に対応できるようになっていると思う。誰が出てもいい状況をつくっていく」と自信を示した。

 W杯でGK以外で出場しなかったのは、けがからの復帰途上だったDF矢野だけで、各選手が国際経験を積んだ。W杯のレギュラーを基本に、相手の力量や試合展開に応じ、幅広い選択肢の中でやりくりできそうだ。

 世界一になったことでマークは厳しくなる。佐々木監督は「研究はされているだろうが、そんなにナーバスにはなっていない」と言う。逆にタイや韓国については調査、分析を進めている。

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2011年8月8日のニュース