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岡崎「気持ちいい」定位置獲りへ開幕戦ゴール!

[ 2011年8月8日 06:00 ]

<シュツットガルト・シャルケ>後半44分、岡崎がゴールを決める

ブンデスリーガ シュツットガルト3―0シャルケ

(8月6日)
 シュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(25)が6日のホーム・シャルケ戦で今季初ゴールを決めた。後半34分から出場。同44分に左FKをゴール右で受けると機敏な動きでマークを外し、左足でゴール左に突き刺した。豪快な一撃は「このままなら控えが続くかも」という危機感から生まれた。

 昨季終盤に2戦連続得点し首脳陣の信頼を勝ち取った。だが、オーストリア合宿中の7月15日に右足首を負傷し、同29日のドイツ杯1回戦は出番なし。「コンディションが悪いと思われていた」とこの日も先発から外れた。与えられた好機を逃すわけにはいかなかった。「動けるところを監督に見せないといけなかった。先発できなかった悔しさをぶつけた」とがむしゃらに球を追った。

 この1点だけで「定位置獲得が決まったわけではない」と気は抜いていない。しかし、短時間で自らの価値を証明し「気持ちいい」と表情を和らげた。10日の日本代表・韓国戦(札幌)に向けても弾みがついた。

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