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なでしこ五輪予選メンバー W杯から19人…岩渕、山郷は外れる

[ 2011年8月8日 16:57 ]

 日本サッカー協会は8日、女子のロンドン五輪アジア最終予選(9月・中国)に臨む日本代表20人を発表し、MF沢(INAC)ら女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝メンバーから19人が選ばれた。18歳のFW岩淵(日テレ)とGKの山郷(浦和)がけがの影響で外れ、FW永里優(ポツダム)の妹のFW永里亜(日テレ)が入った。

 佐々木監督は「世界チャンピオンになったからといって、上から目線になることはない。五輪の出場権を取る厳しさを知る選手は多くいるし、W杯とは別物だと思っている」と気を引き締めた。

 チームは東日本大震災復興支援の慈善試合として19日に東京・国立競技場で、なでしこリーグ選抜と対戦する。22日から27日まで岡山県内で五輪予選に備えて合宿する。

 日本など6チームが総当たり1回戦で争う最終予選は中国の済南で9月1日に開幕し、上位2チームが来年の五輪の出場権を獲得する。

 ▼海堀の話 日程がきつくて五輪への出場枠も二つと、苦しい戦いになる。予選突破し、ロンドン五輪へいい準備をしたい。

 ▼沢の話 アジアから2枠と厳しい条件だが、絶対に出場権を勝ち取り、ロンドン五輪でも金メダルを勝ち取りたい。

 ▼川澄の話 まずは予選突破。そして五輪でも金メダルを獲得したい。

 ▼上尾野辺の話 五輪予選のメンバーに選ばれ、とてもうれしい。チーム一丸となって出場権を取りたい。

 ▼阪口の話 女子サッカーを一過性のフィーバーで終わらせないために、ここからが本当の勝負。五輪の切符を取って帰ってきたい。

 ▼永里亜の話 代表に選ばれて、うれしく思う。与えられたチャンスをつかむためにもいい準備をして、チャレンジしていきたい。

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2011年8月8日のニュース