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なでしこ阪口&上尾野辺 すし券20万円分ゲット!

[ 2011年7月25日 14:20 ]

浦和戦後にパレードを行った新潟・阪口(右)と上尾野辺はゴール地点に用意された壇上で金メダルを披露

 なでしこジャパンの女子W杯優勝に貢献したアルビレックス新潟レディースのMF阪口夢穂(23)が“凱旋試合”でアシストを決めた。同じくなでしこジャパンのDF上尾野辺めぐみ(25)とともに、24日に新潟市陸上競技場で行われた浦和とのなでしこリーグ再開戦にフル出場。試合は2―2で引き分けたが、阪口は前半1分、DF山本亜梨奈(27)からの縦パスを前線のFW佐伯彩(22)へ送り、先制ゴールをアシストした。

 会場には昨年の平均観客動員数(903人)の3倍以上にあたる3319人のサポーターが駆けつけ、大盛り上がりとなった。しかし、2度リードしながら追いつかれただけに、阪口は「勝てる試合だったので引き分けになって悔しい」と硬い表情。それでも「(W杯では)守備で使われていたので久しぶりに攻撃をやって楽しいと思った」と本音を口にし、「口でいろいろ言うのは得意じゃないのでプレーで表していきたい」と語った。

 試合前には新潟市スポーツ大賞の表彰が行われ、篠田昭市長から副賞としてすし券20万円分を受け取った。「チームメートと一緒に食べに行きたいです」と笑顔を見せた阪口は試合後、古町通りをチームメートとパレード。のべ5000人が詰めかけ、ある商店主は「商店街がこんなに盛り上がったのは久しぶり」と驚いていた。

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2011年7月25日のニュース