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史上初、選手VS監督の三浦“兄弟”対決は兄の勝ち

[ 2011年7月25日 06:00 ]

<横浜FC1-2北九州>相手と競り合う横浜FC・三浦和(左)。右奥は北九州監督で兄の泰年

J2第22節第2日 北九州2―1横浜FC

(7月24日 ニッパ球)
 J2第22節は6試合が行われ、横浜FCのFW三浦知良(44)と北九州・三浦泰年監督(46)の兄弟対決は、アウェーの北九州が2―1で制した。カズはノーゴールに終わった。FC東京はホームで熊本に5―0で快勝し、首位を守った。

 選手VS監督という形では史上初となる兄弟対決は兄に軍配が上がった。横浜FCのFWカズは、兄の泰年氏が監督を務める北九州戦に先発出場。開始40秒にいきなり強烈なヘディングシュートを放って勢いに乗ると、前半16分にも頭でシュートを狙った。ともに外れて今季初ゴールはならずにハーフタイムで交代。「(兄弟対決は)意識せず試合に集中した。前半で交代はふがいない」と厳しい表情だった。一方、後半ロスタイムの決勝点で2―1と勝利を収めた泰年監督は「現役時代の兄弟対決は派手にやられることが多かったので、きょうくらいはカズもいいことにしてくれるのかな」と笑顔を浮かべた。

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2011年7月25日のニュース