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なでしこ 五輪予選へ、W杯メンバー中心に8月後半に合宿

[ 2011年7月25日 19:41 ]

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で日本代表「なでしこジャパン」を初優勝に導いた佐々木則夫監督は25日、ロンドン五輪アジア最終予選(9月1日開幕・中国)に向けた代表候補の強化合宿を8月後半に実施し「W杯メンバーを中心に、22、23人で行う」との見通しを明らかにした。

 合宿は1週間程度で開催地は未定。上位2チームのみが出場権を手にする厳しい五輪予選を見据え、24日に再開したプレナスなでしこリーグでW杯メンバー以外の選手の状態を把握する考えで「3節ぐらい視察して選びたい」と新戦力を追加する考えも示した。

 政府がなでしこジャパンに対し、国民栄誉賞を授与する意向表明については「検討してくれるのは、すごくうれしいこと」と喜んだ。

 また、佐々木監督は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターを訪れ、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に優勝報告。優勝トロフィーとともに記念撮影に納まった竹田会長は「各競技で五輪予選が本格化する中で、スポーツ界全体にいい相乗効果がある」とたたえた。

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2011年7月25日のニュース