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ガンバに10年ぶり勝った 李「歴史をぶっ壊した」4発口火弾

[ 2011年4月24日 15:27 ]

<広島・G大阪>前半1分、先制ゴールを決め駆けだす広島・李(9)

J1第7節 広島4―1G大阪

(4月24日 広島ビ)
 広島が日本代表FW李の先制ゴールなどでG大阪に4―1で快勝。リーグ戦では14試合も勝てなかった“天敵”を相手に、01年11月3日以来となる白星を挙げ、ペトロビッチ監督は「来た頃はJ2降格など、良くも悪くも驚きが多かった。歴史的な勝利だが、今の私にとってはノーマルだ」と不敵に笑った。

 口火を切ったのは李だ。「あまりにも早すぎて覚えていない」と言うキックオフ30秒後、MFミキッチのロングボールを左サイドで受けたMF森脇が中央にクロス。これを李が左足で電光石火の先制ゴールを叩き込んだ。ACLから中3日のG大阪を相手に、その後も効果的に加点。最後はFW佐藤の今季初ゴールでダメを押した。

 前日に更新した自らのブログで「10年間勝っていないという負の歴史を持ち続けているサンフレッチェ広島。『俺がいるサンフレッチェがその歴史をぶっ壊してやる!』という強い気持ちで臨みたい」と強い決意をつづっていた李。有言実行のゴールを決めた25歳は「最高のスタートが切れた」と、ヒーローインタビューで会心の笑顔を見せた。

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2011年4月24日のニュース