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心の壁を乗り越えた長友「僕はまだまだ上に行ける」

[ 2011年4月24日 14:46 ]

セリエA インテル・ミラノ2-1ラツィオ

(4月23日)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都は、23日のホーム・ラツィオ戦に左サイドバックで公式戦5試連続で先発し、フル出場。攻守に積極的なプレーでチームの2―1逆転勝利に貢献した。

 味方GKの退場で前半22分から数的不利となったが、長友は「スペースがたくさんできて自分の走力を生かせる」と1人少ない分を埋めようと躍動。後半21分には相手MFの退場を誘って退場に追い込み、「狙っていた。積極的に前で奪おうと思っていて、それを体現できた」と自賛した。

 移籍当初の控えから先発の左SBに定着した長友。躍進の裏には「心の壁を乗り越えた」と表現する内なる成長がある。「周囲の期待やビッグクラブの重圧。インテルに来てから今まで感じたことのないプレッシャーを感じていた。それをクリアできたことが今のプレーにつながっている」。現地紙の報道によると、来季の残留は決定的。長友は「僕はまだまだ上に行ける」と目を輝かせた。(共同)

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2011年4月24日のニュース