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風評被害完封だ!磐田は福島&茨城の農産物買い取り検討

[ 2011年4月17日 10:56 ]

 J1磐田が東日本大震災による原発事故のため、放射能汚染の風評被害を受けている茨城、福島の農産物買い取りを検討していることが16日、分かった。広島とのホーム開幕戦が行われる29日に、ヤマハスタジアムに観戦に訪れたサポーターだけでなく、地域住民にも無料で振る舞うことを計画している。

 クラブ関係者は「震災は人ごとではないし、募金以外でもクラブができることは何かと考えている。鹿島のお膝元である茨城、Jヴィレッジのある福島の復興の支えになることができれば。風評被害を少しでも払拭(ふっしょく)するお手伝いをしたい」と話した。鹿島と連携を取っていく考えで、すでに打診を済ませている。今後も関係各所と話を進め、実現を目指していく考えだ。

 磐田はこれまでに選手らの街頭募金活動などで約1000万円(3月31日まで)を義援金として寄付。サポーターズマガジン4月号の製作費300万円の寄付も、この日決定した。3月11日の震災発生後、積極的に活動を続けてきた磐田が、多角的支援に乗り出す。

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2011年4月17日のニュース