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被災者への思い語った長友「日本人で良かった」 

[ 2011年3月16日 17:31 ]

<インテル3-2バイエルンM>バイエルン・ミュンヘンを破ってベスト8入りを決め、日の丸を手に声援に応えるインテル・ミラノの長友
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欧州CL1回戦第2戦 インテル・ミラノ3―2バイエルン・ミュンヘン

(3月15日)
 試合後に長友は東日本大震災の被災者への思いなどを語った。

 ―どんな気持ちか。

 「勝敗よりも大事なもの、最後まであきらめない姿勢を見せられた。本当に勝てて良かった。世界が日本を心配してくれて、すごくうれしい。日本人で良かった」

 ―試合前に黙とうがあった。

 「いや、もう、何だろ。一日中、日本のことを考えていたし、家族と連絡を取り合って状況は聞いていたので本当につらかった。被災者の方々のために、という思い」

 ―監督からの指示は。

 「おまえの攻撃力を出してくれと言われた。(同点の)ああいう場面でDFを代えるのはなかなかない。感謝している」

 ―ピッチに入ってすぐ点が入った。

 「神様のメッセージかな。日本の皆さんへのプレゼントだと思う」

 ―18日には準々決勝の対戦相手が決まる。

 「(内田のシャルケと)当たりたいですね。日本人対決で2人とも試合に出られたら、日本の方を喜ばせられるんじゃないかと思う。熱い試合を見せたい」(共同)

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