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NZ戦は大阪開催で調整中 モンテネグロ戦中止発表

[ 2011年3月16日 16:13 ]

 日本サッカー協会は16日、東日本大震災の影響で、今月に予定した日本代表の国際親善2試合のうち、キリン・チャレンジカップのモンテネグロ代表戦(25日・静岡スタジアム)を中止すると発表した。29日はチャレンジカップではなく慈善試合として、会場を東京・国立競技場から大阪・長居陸上競技場に移して実施する。相手は当初予定のニュージーランド代表で調整している。

 日本協会は震災発生後の13日には2試合とも開催する方針を示したが、電力事情などを考慮して静岡と東京での開催中止を決断。大阪は余震や電力不足の影響がないとして開催地に選んだ。

 日本協会の小倉純二会長はニュージーランドについて「両国とも大地震による被害を受けたことから、早い復興に向け、一緒にやることに意義がある」と説明した。ニュージーランド協会からは17日に返答がある見通し。同代表が来日しない場合は、対戦相手として日本国内の選手による選抜チームも考えるという。

 日本代表は欧州クラブ所属選手も含めたベストメンバーを集める方針で、予定通りに17日の発表を目指している。

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2011年3月16日のニュース