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前回“生き残り”は5人だけ…ロンドン五輪へ競争激化

[ 2010年11月25日 19:11 ]

 U―21日本代表にとって重要なのは、来年6月からのロンドン五輪アジア予選だ。今大会はJリーグで出場機会の少ない選手や大学生が主軸となり、予想以上の成果を挙げた。今後は五輪へ向け、選手同士の競争が激しさを増しそうだ。

 前回のドーハ大会のメンバーで、北京五輪代表に生き残ったのは本田圭佑(CSKAモスクワ)ら5人だけ。アジア大会のメンバーが2年後まで安泰という保証はない。
 今回はシーズン終盤を迎えるJリーグ各クラブへの配慮から、この年代の主力として期待されるMF金崎夢生(名古屋)やGK権田修一(FC東京)らを招集していない。フル代表でも活躍するMF香川真司(ドルトムント)も同様だ。
 原博実チームリーダー(日本サッカー協会強化担当技術委員長)は、今回の快進撃を受けて「アジア大会に出ていない選手を含めて、サッカー界全体の刺激になる。ロンドン世代が成長してくれることを願っている」と相乗効果を期待した。

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2010年11月25日のニュース