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札幌にコリアン守護神!大学No・1GK獲得へ

[ 2010年11月25日 13:28 ]

 J2札幌が韓国人GK李昊乗(イ・ホスン=20)の獲得に乗り出していることが24日、分かった。複数の関係者によると、李は東国大3年ながらプロ志向が強く、今オフの入団に向けて調整を進めている。札幌の外国人GKは94年に日本国籍を取得したハーフナー・ディド(53=現名古屋コーチ)を除くと初となる。

 補強第1弾は、コリアン守護神だった。李は、韓国大学サッカー界のNo・1GKとして君臨。12年ロンドン五輪を目指すU―21代表候補に挙がるなど、将来を嘱望されている。今年3月には、デンソーカップ大学日韓定期戦の韓国代表として来日。U―21日本代表のFW永井(福岡大)にゴールを奪われたが、安定したセービングで1―1の引き分けにしのいだ。

 札幌は、9月末に三上強化部長らスタッフ陣が現地で視察。入念に調査を進めてきた。昨季は当時磐田のGK松井(C大阪)の獲得に乗り出したが、資金の問題で撤退しただけに大型GKの獲得は悲願だった。札幌には今季、DF趙(全北現代)やMF朴(慶南)が在籍していたこともあり、韓国人選手を受け入れる環境も整っている。

 23日の徳島戦(札幌ド)で今季全34試合に先発出場してきた正GKの高原が右足を負傷。来季に向けてGKの編成に暗雲が立ちこめていただけに、李の入団が決まればその存在がクローズアップされそうだ。

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2010年11月25日のニュース