×

実藤 ワンチャンスものにした!守備の男が決勝点

[ 2010年11月25日 22:00 ]

 【アジア大会決勝・日本1-0UAE】値千金のゴールをたたき出したのは、守備の男だった。今大会初得点で日本を初優勝へと導いたDF実藤は「思い切ってゴールにつなげることができた。素直にうれしい」と喜びに浸った。

 0―0の後半29分、前線に上がっていた右サイドバックは、水沼からの長い左クロスをフリーの状態で受けた。「絶対に決めよう」と冷静に、そして豪快に右足を振り抜き、ゴール左へ決めた。試合終了の瞬間は「コミュニケーションがしっかり取れていて、すごくいいチーム」と誇る仲間と大喜びした。
 高知大ではセンターバックを務める21歳。大学に所属しながらJリーグでプレーできる1部(J1)川崎の特別指定選手で、そのまま来季加入も内定している。「しっかり活躍して五輪代表に選ばれ、A代表にも選ばれるように頑張る」。この夜の決勝ゴールは飛躍へのステップとなりそうだ。(共同)

続きを表示

2010年11月25日のニュース