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C大阪 家長→小松で決勝弾

[ 2010年11月6日 17:01 ]

<C大阪・清水>後半、決勝ゴールを決め高橋(左)に祝福されるC大阪・小松

 【C大阪1―0清水】引き分けの雰囲気が漂い始めた後半37分だった。家長からのスルーパスで抜け出した小松が、右足で流し込んだ。J1初得点が決勝点となったヒーローは「大事な試合だったので決められて良かった」。C大阪が4試合ぶりに白星をつかんだ。

 内容では圧倒していた。家長が「前に相手が出てきてくれる」と話した通り、得意のパスワークで清水のプレスをかいくぐった。右肩を負傷している乾もドリブルで積極的に仕掛けていった。数多くの好機を決めきれなかったが、最後に小松が救った形になった。
 ここ3試合は攻め込みながら無得点に終わり、1分け2敗と重苦しい状況だった。家長は「前半に得点できれば、もっと違う試合になっていた。チャンスで取れていない」と勝利にも反省を忘れなかった。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いに踏みとどまることができたのは大きい。クルピ監督は「大きなモチベーションになる1勝だ」と満足そうに話した。

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2010年11月6日のニュース