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「粛々とやりたい」清水 退団決定の3選手が先発

[ 2010年11月6日 13:14 ]

 自身の今季限り退任に続いて主力5選手の退団も決定。清水の長谷川監督は5日、翌6日のC大阪戦を前に「こういう雰囲気になってやりづらい面もある」と苦しい胸の内を明かした。長谷川監督がクラブから来季、契約を延長しないことを通達されたのは、10月10日のナビスコ杯・広島戦後。1日に明らかになるまでの3週間、誰にも明かさずリーグ戦3試合の指揮を執ってきただけに、既に気持ちの整理はできている。

 「この前も言ったけど、粛々とやりたい」。そして「今までと同じで、スタンスは変えない。選手も踏ん切りをつけてやってくれると思う」と、今季限りで清水を去るGK西部、DF市川、FWヨンセンを先発させるほか、36歳のベテランMF伊東もベンチ入りさせる。

 リーグ戦の3位までに与えられるACL出場権獲得について「もちろん、狙っていく」と長谷川監督は話す。3位のG大阪とは勝ち点4差。6日に対戦するC大阪とは同じ勝ち点45。この一戦の勝敗は今後に大きく響くことになる。リーグ戦の残り6試合が、健太エスパルスの6年間の集大成となる。

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2010年11月6日のニュース