残留へ望みつないだ神戸　大久保不在も今季初２連勝

　【神戸２―０仙台】神戸がＪ１残留に望みをつなぐ勝ち点３を手にした。前半４分に挙げた吉田の先制点で、残留を争う仙台の出ばなをくじき、流れを引き寄せた。３３歳のベテランは「立ち上がりを大事にしようと言っていた。勝ったのが一番良かった」と表情が緩んだ。

　前節のＧ大阪戦に続く白星で今季初の２連勝。ボッティは累積警告で出場停止、大久保も負傷離脱という状況だった。和田監督は「（２点差を）ひっくり返されることはないと思っていた。一人一人を信頼している」と目を細めた。

　残りは５試合。厳しい残留争いは続く。指揮官は「（次節に向けて）しっかり準備していく」と表情を引き締めた。