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守備陣が耐えた首位名古屋!前節の黒星を吹っ切る勝利

[ 2010年10月23日 21:28 ]

<神戸―名古屋>前半、先制ゴールを決めた名古屋・玉田(左)を祝福する闘莉王(中央)とマギヌン

 【名古屋2-1神戸】J1に残留するために必死に戦う神戸を振り切って、勝ち点3をつかんだ。前節での黒星を吹っ切る勝利に、名古屋のストイコビッチ監督は「この試合はタフになると思っていた。(勝つという)目的を成し遂げた。今はうれしい」と喜んだ。

 前半5分。田中の右クロスに玉田が頭で合わせて先制。同30分にはダニルソンが約20メートルのFKを豪快にけり込んで突き放した。相手の反撃もGK楢崎を中心とした守備陣が1失点で耐えた。
 J2降格圏の16位に沈む神戸にはこれで今季のリーグ戦で2戦2勝。優勝するには下位からの取りこぼしは避けたかった。指揮官は「選手は戦術を理解している。精神面でも絶対に負けないという気持ちが前面に出ている」と手応えを口にした。以前まで見せていたここ一番での弱さはない。
 しかしFW金崎が後半途中で負傷交代し、DF闘莉王も右もも裏を痛めた。次節からはC大阪、鹿島と上位勢との対決が続く。玉田は「どんな選手が出ても勝たないと」と前を向いた。悲願の初制覇に向けチームの真価が問われる。

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2010年10月23日のニュース