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決定力不足のC大阪 24本のシュートも…

[ 2010年10月23日 19:25 ]

 【C大阪0―0仙台】C大阪が相手の8倍に当たる24本のシュートを浴びせながら無得点で引き分けた。「一方が攻め、一方が守った。ただ単に、そういうゲームだった」。クルピ監督はぶっきらぼうに、もどかしい試合を総括した。

 幾度となく好機をつくりながらゴールネットが揺らせない。乾は「点が取れなかった。最後まで決めきるというところをしっかりしていかないと」と下を向いた。仙台の堅守に阻まれ、シュートが何度もゴールの枠に当たる不運もあった。ただ、指揮官が常に口にする「決定力」が課題として露呈したのは確かだ。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権が懸かる3位以内をめぐる争いは激しい。クルピ監督は「われわれは正しい道を歩んでいる」と強がったが、後退に等しい引き分けとなった。

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2010年10月23日のニュース