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香川 独10戦6発!先制アシスト&決勝ゴール

[ 2010年9月26日 06:00 ]

ザンクトパウリ戦の前半、攻め込むドルトムントの香川

 香川が先制アシスト&決勝ゴールの大爆発だ。ブンデスリーガ第6節が行われ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(21)は25日、アウェーのザンクトパウリ戦で6試合連続の先発出場。前半17分にMFケビン・グロスクロイツ(22)のゴールをアシストすると、1―1の後半5分には右足で2試合ぶり今季4点目となるゴールを決めた。ドルトムントは3―1で快勝し5連勝。香川とドルトムントの勢いが止まらない。

 不動のトップ下に君臨する香川には、常にゴールのにおいがする。まずは前半17分、右足の柔らかいクロスでMFグロスクロイツの先制ゴールを生みだし、リーグ戦では初のアシストをマークすると、ハイライトは後半5分だった。
 FWバリオスのスルーパスから右サイドでフリーになったMFゲッツェの折り返しを「押し込むだけだった」と右足ダイレクトで合わせた。ボールは左サイドネットに吸い込まれた。19日のシャルケ戦の2ゴール以来、2試合ぶりとなる今季4ゴール目。アウェー側のスタンドを埋め尽くしたドルトムント・サポーターからは自然と香川の応援歌が流れてきた。
 「FWのバリオスとかといい関係ができているので、ゴール以外でもいい形ができている」と振り返ったように、何度もチャンスをつくった。前半14分には右足のラストパスでバリオスの決定的なシュートを演出した。その1分後にはゲッツェの右クロスにダイレクトで右足を合わせてシュート。ドルトムントの攻撃の中心には必ず小さな背番号「23」がいた。

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2010年9月26日のニュース