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死闘PK戦で涙…リトルなでしこ世界一逃した

[ 2010年9月26日 09:49 ]

<日本・韓国>韓国選手とヘッドで競り合うMF川島はるな(左)

 サッカーのU―17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)決勝が25日、トリニダード・トバゴで行われ、日本は延長を終えて3―3で突入したPK戦で韓国に4―5で敗戦。国際サッカー連盟(FIFA)主催の世界大会での男女を通じた初の頂点はならなかった。

 前半早々に失点した日本は同11分、MF猶本(福岡AN)のミドルシュートを相手GKが弾いて同点に。6分後にはMF田中陽(JFAアカデミー福島)のミドルがゴール右隅に決まって逆転したが、前半終了間際にFKを直接決められ、2―2で前半を折り返した。後半12分にはFW横山(東京・十文字高)のドリブル突破からFW加藤(浦和ジュニアユース)が勝ち越し弾を決めたが、同34分にロングシュートを決められて再び同点。日本は37本のシュートを放つなど韓国を圧倒的に攻め込みながらあと1本が出ず、PK戦でアジアのライバルの前に涙を飲んだ。

 FIFA主催の世界大会で日本が決勝へ進むのは、男子U―20代表の99年世界ユース選手権(現U―20W杯)、同A代表の01年コンフェデ杯に続いて3回目。過去2回に続き、今回も世界一にあと一歩届かなかった。

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2010年9月26日のニュース