聖地で決めた！４３歳カズ　Ｊ最年長ゴール

　Ｊ２横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（４３）が２６日、東京・国立競技場で行われた第２８節・富山戦で今季２ゴール目を決め、自らの持つＪ最年長ゴール記録を更新する４３歳７カ月での得点をマークした。８月１５日の北九州戦以来、５試合ぶりの出場となったカズは後半２５分からピッチに登場。同２９分にゴール正面で得たＦＫを右足で直接決め、チームメートとともにカズダンスを披露した。

　４―１の大勝に貢献したカズは「カイオに（ＦＫを）“蹴るか？”と聞かれたので、“蹴らしてください”と言った」と、聖地・国立でのゴールを笑顔で振り返った。
　Ｊ１の最年長得点は１９９４年にジーコ（鹿島）が記録した４１歳３カ月１２日。

　▽横浜ＦＣ・三浦知良の話　あのＦＫは遠くもなく近くもなく一番いい距離だった。力を抜いて、いいイメージでけれた。久しぶりに国立でゴールできてうれしい。