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清水 位に痛い黒星…酷暑の消耗戦に屈する

[ 2010年9月11日 19:39 ]

 【清水0-3大宮】午後3時5分のキックオフ前の気温は34・3度。太陽がじりじりとピッチを照らした。酷暑の消耗戦で、清水は下位の大宮に痛い黒星を喫した。

 大宮が8月28日の前節から約2週間で天皇杯の1試合だけだったのに対し、清水はナビスコ杯準々決勝の2試合も加わった過密日程。暑さの中での中2日の試合に、兵働は「頭では思っていても体が反応しない」と嘆いた。
 前半終了間際の失点はスルーパスに抜け出したラファエルにDF陣が、付いていけなかった。フレッシュな状態の相手の押し込みに耐えることができず、後半も2点を奪われた。シュートもわずか6本。攻撃陣にも力は残っていなかった。
 長谷川監督は「負けた原因を日程とか気温のせいにはしたくない」と潔かった。日本代表帰りの岡崎も「優勝するチームは、こういう状況でも勝つ。まだ未熟だったということ」と話した。
 次節から浦和、名古屋、鹿島と難敵が続く。2006年11月以来、ナビスコ杯を含めて5勝5分けと負けなしだった大宮戦で落とした勝ち点3。今後の優勝争いで大きな傷になるかもしれない。

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2010年9月11日のニュース