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中沢、闘莉王の“後継候補”攻撃的DF槙野が決勝点

[ 2010年7月24日 22:03 ]

<浦和―広島>後半27分、決勝ゴールを決めて駆けだす広島・槙野。左は浦和・柏木

 【広島1―0浦和】背番号5がするすると攻め上がる。0―0の後半27分、「攻撃的DF」を自任する23歳の槙野が、佐藤からのラストパスを右足で丁寧にけり込んで決勝ゴール。広島が気温32度を超えたアウェーでの消耗戦を制した。

 槙野はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表から漏れたが、32歳の中沢(横浜)や29歳の闘莉王(名古屋)の後継候補として期待されている。プレースタイルは闘莉王に似ており、本職の守りだけでなく昨季8ゴールを挙げた得点力が魅力。今季は、これが初ゴールとあって「まだまだ満足はできない」と得点量産を誓う。
 守備でもチーム全体がしっかり連動して無失点。敵地での浦和戦の勝利は1998年9月以来、12年ぶりとなった。ペトロビッチ監督は「ビールでも飲みたいね。浦和にチャンスらしいチャンスを与えなかった」と終始ご機嫌だった。

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2010年7月24日のニュース