実りあり！？岡田監督“ハシゴ視察”でご満悦

＜Ｃ大阪・鹿島＞スタンドから選手の動きをチェックする日本代表・岡田監督

　日本代表の岡田武史監督（５３）がＣ大阪―鹿島（長居）、Ｇ大阪―川崎Ｆ（万博）を“ハシゴ視察”した。Ｗ杯メンバー当落線上のＭＦ香川（Ｃ大阪）が目の前でファインゴールを決め、「実りがあったか？」と聞かれると「そうだね」と言いながらも「デリケートな時期なので、あまり話すことはありません」と個別の評価は避けた。

　４月のセルビア戦以降はメンバーのうち７０％が固まり、残り３０％は流動的であると強調していたが「（頭の中が）だいぶ整理ができてきました。おかげさまで（固まったメンバーが）７割を超えました」と笑顔。１０日に行われるＷ杯登録メンバー発表に向け、指揮官の気持ちは徐々に固まってきたもようだ。