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02年キャンプ地旧中津江村 今回もカメルーン応援

[ 2010年5月6日 18:25 ]

 日韓共催の2002年サッカーワールドカップ(W杯)でカメルーン代表のキャンプ地だった大分県旧中津江村の住民が、今年の南アフリカ大会で、6月14日に日本が1次リーグ初戦で対戦する同代表を応援しようと盛り上がっている。

 02年のキャンプでは、選手を温かく出迎えたことが報道されるなどして、村は全国的に有名になったが、05年に同県日田市に編入合併した。住民らは「応援を通じて地域のきずなを強くしたい」と4月末に実行委員会を結成。お年寄りと小学生で応援旗作りをするほか、試合当日は地域の施設に集まり大型スクリーンで観戦する。
 同村の観光施設「鯛生金山」は対戦を記念して、チームの象徴「不屈のライオン」をあしらったTシャツを作製、販売中だ。
 南アフリカで観戦予定の元村長坂本休さん(79)は「村を有名にしてくれたカメルーンを応援したい」と話す一方「日本も初戦に勝たないと(1次リーグ突破は)苦しい。どちらも頑張ってほしい」と思いは複雑だ。

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2010年5月6日のニュース