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岡田監督が本田をベタ褒め「外そうと思わない」

[ 2010年4月18日 06:00 ]

<ロコモティフ・CSKAモスクワ>前半、攻め込む本田

 CSKAモスクワのMF本田圭佑(23)は17日、ホームでのロコモティフ・モスクワ戦で2試合ぶりに先発出場した。無得点のまま後半29分に途中交代し、チームも1―1で引き分けた。それでも、試合を視察した日本代表の岡田武史監督(53)は本田のプレーをべた褒めした。

 ゴールはなくとも、岡田監督の目にはCSKAモスクワの背番号7が頼もしく映っていた。「本田は両チームで一番輝いていた。攻撃の中心だし、守備でもよく動いていた。彼は代表でも欠かせない存在。(W杯メンバーから)外そうとは思わない」。前日の欧州組視察行脚出発前に本田のW杯メンバー入りを確約したばかりだが、この日も賛辞は止まらず代表の中心選手として期待していることを口にした。
 本田はこの日、トップ下の位置に入ってチームの攻撃をけん引。公式戦4試合ぶりのゴールは生まれなかったが、前半7分にFWギリェルメのドリブル突破に並走して相手DFを引きつけ、ギリェルメの先制点をおぜん立てする活躍を見せた。試合後は「もっと点を取らないと。(チームは)もっと危機感を持ってやらないと」と笑顔はなかったが、チーム、そして日本代表の攻撃の核を担う自覚は十分だ。

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2010年4月18日のニュース