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稲本 川崎F初仕事は「算数ドリル」

[ 2010年1月19日 06:00 ]

 レンヌから川崎Fに移籍した日本代表MF稲本潤一(30)の異例の“初仕事”が決まった。

 大型ボランチが取り組むのは「算数ドリル」用の写真撮影だ。川崎Fでは昨年、川崎市立上丸子小6年生を対象にした「フロンターレ算数ドリル」を製作した。選手がさまざまなポーズで登場し、足の速さを問題にするなど「楽しめる教材」として好評を得たことから今年も継続する。新バージョン製作には、新加入選手も参加。稲本はチーム始動となる20日に撮影に臨むという。

 昨年11月のナビスコ杯決勝後の表彰式の態度が問題となり、同杯の準優勝賞金5000万円は社会貢献活動に使用することが決定。クラブが川崎市教育委員会などと話し合いを重ね、その賞金の一部を使ってドリル約1万部を作製し、川崎市内の小学校全114校に6年生用教材として無料で配布することになった。将来的には販売することも検討している。

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2010年1月19日のニュース