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カメルーン“守乱”で世界84位に苦戦

[ 2010年1月19日 06:00 ]

<カメルーン・ザンビア>相手選手をかわして突破を図るカメルーンのFWエトオ

 アフリカ選手権は17日、1次リーグD組の2試合が行われ、W杯南アフリカ大会の1次リーグ初戦で日本と対戦するカメルーンは3―2でザンビアに逆転勝ち。ガボンとチュニジアが引き分けたため、2位に浮上した。

 ガボンに敗れた初戦に続き、苦戦の原因は守備。前半8分、DFのクリアボールをGKカメニがはじき先制点を許した。DFジェレミ、FWエトオのゴールで逆転してもPKを与えて追いつかれた。後半41分、途中出場した1メートル90の長身FWイドリッスーが頭で決勝点を決めたが、FIFAランク84位の相手にてこずった。敗れれば1次リーグ敗退だっただけに、ルグエン監督は「難しい試合だった。まだ改善が必要だが、勝利を得られたのは重要なこと」とひと安心した様子だった。

 日本代表の岡田監督は、試合の映像はまだ見ていないが「むらっ気がある。(ガボン戦も)失点すると切れて、ばんばん前に蹴っていたようだ。決勝トーナメントに進んで1試合でも多くやってほしい。チームには波があるし、平均を見るためにも試合は多い方がいい」と話していた。

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2010年1月19日のニュース