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W杯開幕戦&決勝で使用 梅田に大型スタジアム構想

[ 2009年12月7日 21:36 ]

大型スタジアム建設構想が浮上したJR大阪駅北側の梅田北ヤード地域(手前)

 日本サッカー協会は7日、招致に乗り出している2018、22年ワールドカップ(W杯)の開幕戦と決勝で使用する会場として、8万人以上収容の条件を満たすスタジアムをJR大阪駅北側の梅田北ヤード地域に建設する構想があることを発表した。

 W杯招致を目指す日本協会と、サッカー発展のため西日本にも球技専用の大型スタジアム建設が必要と考えたJリーグが検討を進めてきた。
 今回の発表に対し、大阪市は「日本サッカー協会とJリーグから正式な提案をいただければ、前向きに検討したい」とのコメントを出した。一方で、市幹部は「厳しい財政事情の市が事業費を負担しての建設は論外。国などが建設するのが前提だ」と話した。
 国際サッカー連盟(FIFA)はW杯の開幕戦と決勝の会場は8万人以上収容と規定しており、現在国内に同規模の競技場はない。日本協会は「このスタジアムの実現がW杯招致にとって強力な追い風となる」と意義付けている。

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2009年12月7日のニュース