待っていても強豪は来ない…３月に弾丸遠征計画

　岡田ジャパンが来年３月に弾丸遠征を行う可能性が高くなった。トーゴ戦後の会見で岡田監督が「３月に国際Ａマッチデーがある。弾丸でもいいので、こちらから出向いて（試合を）やりたいと要望を出しています」と“弾丸アウェー戦”を組む計画を明らかにした。

　来年３月の国際Ａマッチデーは３日だが、すでにアジア杯予選のバーレーン戦が組まれている。ただ、今回の香港戦の日程を動かしたように、日本協会とバーレーン協会が合意すれば、試合日程は変更できる。今後Ｊリーグとの調整も必要になるが、すでに交渉しているアルゼンチン、ドイツ、イタリア、スペインなどの世界の強豪国と３月３日に対戦することは十分可能だ。

　今回対戦したスコットランドとトーゴが主力を派遣しなかったことで、犬飼会長も「もっと緊迫したゲームをやらないといけない。どういうタイミングで、どういうことができるか、（岡田）監督に聞く」と、マッチメークに関して“緊急会談”を開く考えを明かした。Ｗ杯本大会まであと８カ月。世界ベスト４に向けて、岡田ジャパンがなりふり構わぬ強化策に打って出る。