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被シュート1本…日本代表、これじゃ守備強化にならない

[ 2009年10月15日 06:00 ]

 【日本5―0トーゴ】日本代表が今合宿中に行った3試合(8日香港戦、10日スコットランド戦、14日トーゴ戦)で許したシュートは合計で、わずか4本。もともと格下の香港に加え、スコットランド、トーゴもベスト布陣がそろわなかったことで、強化としては物足りない結果となった。

 この日も打たれたシュートはわずか1本。それも苦し紛れのロングシュートだった。立ち上がりの3得点で楽勝ムードが漂ったことで、闘莉王、長友、徳永のDF陣の気持ちは完全に攻撃にシフト。バランスが崩れかねない状況に陥り、中沢は「みんなが前に行きたがるので必死に引き留めた」と苦笑いした。

 9月のオランダ遠征ではオランダ、ガーナに2試合で6失点。世界クラスの攻撃陣を相手に守備の課題が浮き彫りになったが、修正できたかどうかの確認は11月の南アフリカ遠征以降に持ち越しとなった。

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2009年10月15日のニュース