本田２戦連発！俊輔と“共存”で好連係

＜日本・トーゴ＞後半４０分、ゴールを決めた本田圭佑（左）は大久保嘉人（中央）、佐藤寿人と喜ぶ

　【日本５―０トーゴ】ＭＦ本田が２試合連続ゴールで生き残りをアピールした。４―０の後半４０分、ＦＷ大久保のシュートのこぼれ球を右サイドから左足で冷静に決めた。この日が代表通算１０試合目で通算３得点目。

　「いい場面に転がってきたのでよかった」。オランダのＶＶＶフェンロでは開幕からゴールを量産し、岡田監督から得点を期待されての招集だったが、１０日のスコットランド戦に続いてきっちり結果を出した。

　周囲との連係も、試合を重ねるごとに深まってきている。この日は後半開始から右ＭＦで出場。ＭＦ中村とは９月５日のオランダ戦以来の同時出場となったが、パス交換もスムーズだった。２７分には中村の左クロスをファーサイドで頭で合わせたが、惜しくも右ポストを直撃。「申し訳なかった。ヘディングは決めなきゃいけなかった」と悔やんだ。

　今季はより強くゴールを意識しているだけに、１得点だけでは満足していない。「反省しどころはいっぱい。ミドルは枠をとらえないといけないし、シュートへの行き方も、もっと迫力があった方がよかった」。さらなる向上を自らに課していた。