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ピッチ外でもゴタゴタ…名門ニューカッスルが“2部”降格

[ 2009年5月25日 08:30 ]

 イングランド・プレミアリーグの今季最終節10試合が24日に行われ、元イングランド代表主将のシアラー監督代行率いる名門ニューカッスルは0―1でアストンビラに敗れ、チャンピオンシップ(2部相当)降格が決定した。ニューカッスルは前半38分にMFダフのオウンゴールで失点。後半21分からは鼠径部を痛めていたイングランド代表FWオーウェンが強行出場したが見せ場をつくれず、攻撃は最後までかみ合わなかった。

 オーウェンを始めオーストラリア代表FWビドゥカ、ナイジェリア代表FWマルティンスらビッグネームをそろえるニューカッスルだが、負傷者が相次いだこともあり今季は序盤から低迷。現場介入するアシュリー・オーナーとの確執から昨年9月にキーガン監督が辞任するなど、ピッチ外でのゴタゴタもあった。プレミア残留の切り札として4月にはクラブの象徴的存在だったシアラー氏が監督代行となったが、就任後8試合で獲得した勝ち点はわずか5。かつての大スターも古巣を救うことはできなかった。オーウェンは今季限りでクラブとの契約が終了、退団が濃厚となっている。
 また、前節19位のミドルズブラも敵地でウェストハムに1―2で敗れ、降格が決まった。

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2009年5月25日のニュース