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G大阪“超攻撃”で乗り越えた加地負傷退場

[ 2009年3月7日 17:41 ]

<千葉・G大阪>後半22分、頭で押し込み3点目のゴールを決めるG大阪・チョ・ジェジン(中央)

 【G大阪3-0千葉】G大阪のエンジンに火をつけたのは、戦列復帰したばかりのDF加地の負傷退場だった。前半25分、代わってFWのチョ・ジェジンを投入。西野監督は説明する。「とにかくアグレッシブに戦うと選手に伝えていた。カードは強気に切ると」

 MF橋本を右サイドバックに下げた布陣で、攻勢に出る。39分、チョ・ジェジンをポスト役に流れるようにパスをつなぎ、ルーカスの左クロスをレアンドロが右足で合わせて先制。後半は開始早々に右CKから加点し、22分には遠藤のけったFKをチョ・ジェジンがヘディングで決めて3点目を奪った。

 チョ・ジェジンとレアンドロは大型補強の目玉。ともにキャンプでけがをして全体練習に合流したのは今月3日からだ。「練習通り。ガンバのサッカーを見せられた」とレアンドロ。チョ・ジェジンは「急だったけど、日本に戻って開幕戦で決められたのはうれしい」と大喜びした。

 大量リードにも守りに入らず、終盤は播戸と山崎を入れてFWを4人にし、ひたすら攻め続けた。加地のけがが長引けば今後に不安も残すが、まずは開幕戦でのアクシデントを超攻撃スタイルで乗り越えた。

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2009年3月7日のニュース