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稲本、左足手術か…緊急帰国を示唆

[ 2008年5月11日 06:00 ]

<シャルケ・フランクフルト>相手選手と競り合う稲本(右)

 フランクフルトのMF稲本潤一(28)が日本に緊急帰国し、手術する可能性が浮上した。10日のシャルケ戦にスタメン出場した稲本は前半21分に警告を受け、17日にホームで行われる最終節のデュイスブルク戦に累積警告で出場できなくなった。試合後「こっちにいても意味がない。監督がOKすれば日本に帰るかもしれない」と帰国をほのめかした。

 稲本は04年6月のイングランド戦で左足腓(ひ)骨を骨折。現在もボルトを埋め込んだままプレーを続けている。「そんなにひどくはない」と話しているが、帰国後、ボルトを外す手術を受けるかについて「手術するかどうかはチームと相談する」と話した。日本代表の岡田監督は6月のW杯3次予選に稲本を招集したい意向だが、手術すれば招集を断念することになりそうだ。(ゲルゼンキルヘン・木崎伸也通信員)

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2008年5月11日のニュース