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鹿島連勝で首位 京都J1復帰1勝

[ 2008年3月16日 18:28 ]

<東京V・鹿島>後半29分、東京V・和田(中央)をかわし、先制ゴールを決めた鹿島・マルキーニョス。GK土肥

 Jリーグ1部(J1)第2節最終日は16日、西京極陸上競技場ほかで2試合が行われ、リーグ2連覇を狙う鹿島は後半にマルキーニョスが2ゴールを挙げて東京Vに2―0で快勝、開幕2連勝で首位に立った。

 京都は柳沢の移籍後初ゴールと渡辺の得点で大宮に2―1で逆転勝ち。J1復帰後の初勝利を飾った。

 ≪まとまりのいい鹿島≫浦和やG大阪などの優勝候補が出遅れる中、昨季王者の鹿島がカウンター2発で東京Vを沈め、早くも首位に立った。
 灼熱のタイで12日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦い、中3日。全2得点のマルキーニョスは「みんな疲れていたが、ピッチでは全員が頑張れた」と胸を張った。
 エースが均衡を破ったのは後半29分。途中出場したばかりのダニーロのスルーパスに抜け出して先制点。「(中盤に)スペースがあったので、ダニーロのボールキープでリズムをつくれると思った」というオリベイラ監督の采配も的中した。
 マルキーニョスは41分にも決め、2試合で早くも3点目となった。
 鹿島は2シーズンにまたがるリーグ戦での連勝を11に伸ばし、ここ5試合は完封勝ちと守備は強固。まとまりのいいサッカーで、少々のことでは崩れない強さがある。オリベイラ監督は「われわれには去年から積み重ねてきた土台がある」と自信を示した。

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2008年3月16日のニュース