【フローラS】良血アドマイヤベル 樫切符へ仕上がった!本番を考慮して3戦連続の東京

[ 2024年4月18日 05:28 ]

ウッドチップコースで追い切るアドマイヤベル(撮影・郡司 修)
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 春の東京開幕を飾るオークスTR「第59回フローラS」(2着まで優先出走権)の最終追いが17日、東西トレセンで行われた。牡馬相手に好戦してきた良血アドマイヤベルが単走で滑らかな走り。父スワーヴリチャード譲りの持続力と強じんな末脚が左回り特化のローテで実を結ぶ。

 アドマイヤベルの従順な走りに“樫適性”が体現されていた。横山武が騎乗した10日の1週前追いはWコースで5F66秒2~1F11秒4のハード調教。最終追い前、加藤征師は「体もできているので単走でサラッと…」と柔らか仕上げを予告していた。

 言葉通り、緩やかなペースで半周。5F69秒6~1F12秒6。弾力に富んだフットワークで駆け抜けた。指揮官は「先週は今までやったことがないぐらい、しっかり負荷をかけた。筋肉の質はもともと良かったけど、張りが出てきて、強いトレーニングにも耐えられる体になった。今日は非常に冷静で穏やかで落ち着いて走れていた。良かったです」と笑みがこぼれた。

 半姉に17年ヴィクトリアマイル優勝馬アドマイヤリード(父ステイゴールド)がいる良血。昨夏新潟で芝1800メートルの新馬を勝った時点で、桜花賞には目もくれずオークスに絞った。2、3戦目は牡馬相手の東京2000メートルの百日草特別3着→前走フリージア賞2着。その後は福島県のノーザンファーム天栄で約1カ月、美浦帰厩後も1カ月。桜戦線が佳境を迎える中で、しっかり乗り込んだ。同師は「オークスが一番適性がある舞台と思って、特徴や血統(父スワーヴリチャード)も考慮し、新潟→東京と左回りの広いコースを使ってきた。今思うとかなり強い相手と走ってきたけど、毎回上がり3Fは34秒を切る脚を使ってくれている」と一連の成績を評価する。百日草特別で0秒4差で前にいた勝ち馬アーバンシックは皐月賞4着の実力派。スローでも掛からず、確実に繰り出せる強烈な決め手は中長距離戦では心強い。

 3戦連続の東京2000メートル。同師は「同じコースを続けて走ることで馬も多少なりとも覚えてくれると思う。いい結果を出して、次(オークス)につなげたいと思います」と優先切符奪取に燃えている。

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