【北九州記念】モズメイメイ 3歳Vへ軽快!松若を背に併せ馬でサラッと好時計

[ 2023年8月17日 05:14 ]

松若を背に坂路にて併せ馬で追い切るモズメイメイ(手前)(撮影・亀井 直樹)
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 豪快なアクションで駆け上がった。モズメイメイは朝一番、松若を背に坂路へ。3週連続となるウナギノボリ(4歳3勝クラス)との併せ馬はラスト2Fでギアを上げ、楽な手応えのまま4F51秒9~1F12秒1と好時計を刻んで併入。松若は「今朝はサラッと。元々、稽古は動くけど最後までしっかり脚を使ってくれて、いい調教ができたと思います」と笑みを浮かべた。見守った音無師も納得の表情。「(前走から)間隔が空いているので併せ馬で負荷をかけた。先週の時計(坂路4F50秒3~1F12秒4で自己ベストタイ)が速かったし、今朝もしっかり動けていた。もっと体に幅が欲しいけど順調に仕上がった」とうなずいた。

 前走・葵Sはゲートを出た瞬間に1馬身リードを取るロケットスタート。6F初起用であっさり逃げ切った。「桜花賞(13着)までマイル中心に使ってきたけど(距離が)長いかな、という印象。スタートセンスが良く、スピードもあるので1200メートルがいい」と距離適性を強調する。

 小倉はデビュー7戦目で初参戦。持ち前のスピードと器用なレース運びは小回りにフィットしそうだ。音無師は「前走のようなスタートを切れば競りかけてくる馬はいないと思う。あとは自分のペースで流れに乗って運べば」と思い描く。同厩舎で同じ勝負服、同じ厩舎所属の松若が主戦を務め、20年高松宮記念を制したモズスーパーフレアもこのレースは19年4着、20年2着、21年3着と惜しくも勝てなかった。偉大な先輩超えの勝利なるか。距離が1200メートルになった06年以降では21年ヨカヨカ以来、2頭目の3歳Vを目指す。

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2023年8月17日のニュース