第40回アジア競馬会議、札幌で来年8月27日から9月1日に開催　JRA後藤理事長「光栄です」

　JRAは19日、第40回アジア競馬会議が来年8月27日から9月1日に札幌で開催されると発表した。総参加人数はアジア競馬連盟に加盟する27カ国から500人程度を予定している。

　アジア競馬会議は1960年にJRAとビルマのラングーンターフクラブの提唱により設立。「アジアにおける競馬開催国の諸民族間の親善関係をさらに緊密化し、かつ共通する問題を討議研究して、相互の競馬の利益と将来の発展をもたらそう」という趣旨のもと、同年に第1回が東京で開催され、7カ国12機関が参加した。

　第39回は14日から、この日までオーストラリアのメルボルンで開催された。これまで日本で第1回、第8回（69年）、第18回（85年）、第32回（2008年）といずれも東京で開催され、ホスト国としては16年ぶり5度目で初の札幌開催となる。

　▼後藤正幸JRA理事長　記念すべき第40回アジア競馬会議を日本の北海道、札幌市で初めて開催することになり、大変うれしく、光栄に感じています。北海道は日本競馬の土台と言える生産、育成の中心地となっています。人と馬が長い年月をかけて紡いできた絆を感じられる北海道・札幌において、各国の関係者の皆さまをお迎えできることを心より楽しみにしています。