【京都牝馬S】ララクリスティーヌ　鼻差差し切って重賞初V！菅原明「ギリギリで届くかなと思いました」

京都牝馬Sでウインシャーロット（奥）との叩き合いを制したララクリスティーヌ　（撮影・亀井　直樹）
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　阪神メイン「第58回京都牝馬S」でも2番人気ララクリスティーヌが重賞初勝利を飾った。

　ゴール前は関東の20代ジョッキーによる追い比べ。逃げ粘る石川騎乗のウインシャーロットに菅原明のララクリスティーヌが襲いかかった。馬体を併せてフィニッシュ。鼻差だけきっちり菅原明が差し切った。

　「着差はギリギリでしたけど届くかなと思いました」と菅原明。「いい伸びを見せてくれた。いつもは勝負どころで甘くなる部分があるが余裕を持って運べた分、最後の伸びにつながったかな」とVをかみしめた。

　春の大目標となるヴィクトリアマイル（5月14日、東京）に向けては最高の23年スタート。斉藤崇師は「ここがステップになると思ったので、いい形でG1に向かうことができる。馬の様子を見てからだが（G1へは）直行で行くつもりです」と大舞台を見据える。「馬は良くなっているので、僕自身も成長できるように頑張ります」と菅原明も意気込んだ。