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【AJC杯】スマイル 中12日もOK!疲れなく坂路でのびのび、堀師「いい状態」

[ 2022年1月21日 05:30 ]

坂路で追い切るスマイル(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 中山日曜メイン「第63回AJC杯」の木曜追いが20日行われ、明け6歳でオープン入りしたスマイル(牡=堀)が坂路を力強く登坂。虎視眈々(たんたん)と重賞初挑戦Vを狙っている。

 10日前の迎春Sを勝ったばかりのスマイルは当然ながらソフトな仕上げ。坂路で単走。伸び伸びと4F55秒5~1F12秒5(馬なり)で駆け上がった。柔軟な身のこなしで、力感あふれるフットワーク。レースを走ったばかりでも、疲れは全く感じさせない。

 管理する堀師は「週をまたいで活気が戻り、ウイークポイントの右トモ(後肢)も前走前よりいくらか良くなった。全体の印象として、2走ボケの不安がない、いい状態だと思います」と端的に説明した。

 全4勝を中山で挙げている中山巧者。うち3勝はAJC杯と同じ「中山2200メートル」でマーク。3年前の初白星(19年3月3歳未勝利戦)を飾ったのも同じ舞台なら、2馬身差完勝を飾った前走・迎春Sもまた同舞台。派手さはなくても、常に堅実に走り、一歩一歩階段を上がってきた。

 ダイワメジャー産駒のJRA平地重賞42勝中、最長距離は1800メートル(カレンブラックヒルの12年毎日王冠、15年小倉大賞典)。ただ、他のどの馬よりも舞台慣れしているスマイルには“K点越え”の期待も高まる。指揮官も「G2でメンバーはそろいますが、中山の芝2000~2200メートルで能力を出せていることも合わせて、出走を決めました」と参戦経緯を明かし、期待を込めている。

 昨年末の有馬記念で引退した同じ石川達絵オーナーの代表馬キセキとバトンタッチするように、6歳を迎えたスマイルは上昇カーブを描く。父メジャー譲りの先行力で好位抜け出しがVパターン。この日の調教後の計量で544キロの大型馬で冬場のタフな芝も合う。昨年もフェブラリーS(カフェファラオ)など重賞4勝と着実に成績を残した「堀軍団」の遅咲きパワーホース。大好きな中山2200メートルで再び笑顔のゴールが待っているかもしれない。

 《12年連続重賞Vのダイワメジャー産駒の勢い乗る》ダイワメジャー産駒は年初9日のシンザン記念でマテンロウオリオン(牡3=昆)が今年のJRA重賞初V。11年9月の小倉2歳Sでエピセアロームが同産駒重賞初V後、12年連続JRA重賞Vとなった。同平地重賞42勝の距離別内訳は1200メートルが7勝、1400メートルが10勝、1600メートルが23勝、1800メートルが2勝。ダイワメジャーの現役時の最長重賞V距離は04年皐月賞と06年天皇賞・秋の2000メートル。スマイルには“父超え”の期待も懸かる。

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