【東海S】デュードヴァン転厩にも動じず

[ 2022年1月21日 05:30 ]

繰り上がりで出走可能となったデュードヴァン(撮影・亀井 直樹)
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 【東西ドキュメント・栗東=20日】猛吹雪となった木曜の栗東。悪天候の中、田村は池添学厩舎に向かった。東海Sに出走するデュードヴァンは回避馬が出たことで滑り込み出走。チャンスが巡ってきた。前走・師走S3着後、年明けに美浦の加藤征厩舎から転厩。まだ栗東に移って間もないが、担当の松田助手は「昨年3月にドバイ(ゴドルフィンマイル13着)を経験しただけあって、環境の変化に動じる様子はなかった。さすがです」とメンタルの強さを評価する。

 水曜の最終追いは新コンビの松山を背に坂路でグランレイ(5歳3勝クラス)と併せ馬。直線は強めに追われ4F53秒7~1F12秒0で併入した。鞍上は「動きは悪くなかったです。しまいはいい脚を使えるし、スタートを五分に決めたい」と意気込む。昨年の当レースは0秒4差4着。後方待機から上がり3F最速の脚を使った。前崩れなら先行勢をまとめて差し切るシーンがあるかも。経験豊富な5歳馬が重賞初制覇を狙っていく。

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2022年1月21日のニュース