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【川崎】騎手紹介(13)初騎乗Vから21年 拜原靖之100勝へあと2

[ 2022年1月1日 12:00 ]

通算100勝まで残り2勝の拜原靖之
Photo By 提供写真

 新年を迎え、長いキャリアを誇る拜原(はいばら)靖之(39)は元気いっぱいだ。

 デビューした01年10月22日、トウカイオードーで初騎乗V。南関では73年以降で36人目という快挙だった。「いい馬を用意してもらいました。全部が初めてだったので思い出に残っています」と話す。あれから21年。「本当に楽しいですよ。自分が調教で携わった馬が結果を出してくれた時がうれしい」と充実の日々を振り返った。

 福島県出身。「近くに乗馬クラブがあったので、小さい頃から行っていました。動物が好きで、家族で行って馬にまたがっていました。中学3年からはクラブに通うようになり、(G1馬の)マヤノトップガンと田原成貴騎手のコンビが好きで、騎手になりたいなと思いました」と明かした。その夢はすぐにかなった。養成機関「地方競馬教養センター」(栃木県那須塩原市)の試験をパスしたことで、高校を2年で中退。「父親からは“景気も良くないし、高校を出ておかないと大変だよ”と言われました」。しかし、職業選択に迷いはなかった。

 長いキャリアの中で特に印象に残っている一頭はハクシュウベリー。13年10月、重賞ロジータ記念トライアルのサルビアカップで1位となったレースだ。「性格が難しくて大成できなかったが(7番人気と)人気にならなかったサルビアカップで勝てたので」と当時を振り返った。

 好きなレーススタイルについて「追い込みが決まったら格好いい」と話し、自身のアピールポイントは「真面目なところかな。それくらいしか取りえがないので」と謙遜した。しかし、誠実な性格は誰からも慕われており、それが長く騎手生活を続ける要因になっている。

 プライベートでは同じ川崎所属の藤江渉と仲良しで「藤江さんの方が先輩ですが、年齢が一緒で気を使わなくていい。休みの前の日は飲みに行こうと連絡がきたり、こちらから誘ったり」と連れだってリフレッシュ。さらに「猫が3匹いるので、たわむれています」と休日の過ごし方を明かした。

 「派手さはないが、皆コツコツ頑張っている。そういう感じが凄く好き」と地方競馬の魅力を語った拜原は現在98勝。「(左肩骨折などの)ケガで21年の前半は乗れなかったので、去年は100勝には届きませんでした。数字としてはそれ(100勝)が近いから目標にしていますし、これからも騎乗を頼んでもらえるようにしていきたい」と抱負を語った。

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2022年1月1日のニュース