木村和士 カナダ競馬で日本人初のリーディングジョッキーに輝く

[ 2021年12月7日 10:02 ]

 カナダのトロント近郊にあるウッドバイン競馬場は現地時間5日、今年の開催全日程を終え、デビュー4年目の木村和士(22)が年間138勝で日本人初のリーディングジョッキーに輝いた。

 2位ラファエル・マニュエル・ヘルナンデスが84勝、3位エマ・ジェイン・ウィルソンが83勝。コンスタントに勝ち星を積み重ね、トップを独走した。

 中学卒業後、JRA競馬学校に入学した木村は卒業直前に自主退学。先にカナダで騎手免許を取得した福元大輔(24)を頼って自身も海を渡り、夢である騎手への道を切り開いた。18年、19年とカナダ競馬の年間表彰「ソヴリン賞」の最優秀見習騎手賞を受賞。19年は米国競馬の年間表彰「エクリプス賞」の最優秀見習騎手賞も受賞した。

 同じくカナダで活躍する福元大輔は36勝を挙げ、リーディング8位。昨年はマイティハートとのコンビでカナダのダービーに相当するクイーンズプレートを制し、今年はタウンクルーズに騎乗したウッドバインマイルでG1初制覇を飾った。

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2021年12月7日のニュース