【エ女王杯】アカイイト　岡オーナー、歓喜のG1初V　無念引退ヨカヨカの分まで

＜阪神11R・エリザベス女王杯＞中竹師（右）とグータッチする岡オーナー（撮影・奥　調）
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　アカイイトを所有する岡浩二オーナー（56）にとってはうれしいJRA・G1初制覇となった。今年5月の京都ハイジャンプ（マーニ）でJRA重賞初制覇を飾り、8月の北九州記念は九州産のヨカヨカでV。そのヨカヨカはスプリンターズS目前に骨折し、現役を引退した。「G1という舞台がこんなに遠いものかと思いましたけど、こうしてG1の舞台に出ることができて優勝することができた。ヨカヨカの分まで走ってくれたのかな」。ヨカヨカの鞍上でもあった幸との初コンビ。「馬名じゃないが、赤い糸で結ばれていたのかなと思う」と勝利をかみしめた。

　当歳にはスクリーンヒーロー産駒の妹がいて、母ウアジェトはキズナの子を受胎中。「来年は（来春から種牡馬入り予定の）コントレイルにしようかと思います」と明かした。