【エリ女】岡本大明神 エリザベス女王杯で3連単339万越えの歴史的大的中!!

[ 2021年11月15日 13:00 ]

エリザべス女王杯でアカイイトからの3連単3,393,960円を的中した岡本大明神
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 スポニチ競馬担当の歴史に残るG1ヒットだ。大荒れのエリザベス女王杯で2人のヒーローが誕生。今年4月に東京から大阪転勤となった岡本は常々「関西馬の取捨は難しいよ」と言いながら赤は赤でも美浦のアカイトリではなく、栗東の10番人気アカイイトに敢然と打ち込んだ◎が鋭すぎる。そこから7番人気2着ステラリアに△、9番人気3着クラヴェルに○を入れ、これが3連単339万3960円の超高額配当。枠順と脚質から展開を読み、相手探しもバッチリだった。当の本人は「ヨッシャー」とガッツポーズ。「外枠がよく来る舞台。外枠から外を回ってくる馬か、内枠なら内をさばいて差してくる馬だと思っていた。みんなで飲みに行こ~」と笑いが止まらない。それにしても、ただでさえ紛れが生じやすい内回りの多頭数で難解なメンバー構成。普通こんなの当たります?今週のマイルCSも岡本ジャッジに注目していただこう。

 そして、もう1人のヒーローが牧童・田村だ。この秋のG1予想はなかなか、いい当たりが出なかった。ただ、そこで守りに入らず強気にアカイイトを◎に指名。ステラリアに▲だから価値ある馬単ヒットだ。土曜付紙面でプッシュした3連複は3着抜けで外したが単複2000円ずつ買い目に入れていた。単勝64・9倍、複勝11・8倍で計15万3400円になったから、おいしい配当。牧場時代の馬乗りの経験を基に「競走馬には必ず武器がある」と書き込んでいた。その武器である末脚をフルに生かした勝利。会心の予想となった。 (デスク)

 【騎手&調教師】幸のJRA・G1勝利は18年ヴィクトリアマイル(ジュールポレール)以来で通算8勝目。中竹師は18年ホープフルS(サートゥルナーリア)以来3勝目。

 【キズナ産駒】JRA・G1に延べ41頭が出走して初勝利。重賞のワンツーは昨年の葵S(1着ビアンフェ、2着レジェーロ)以来2度目。

 【重賞未勝利馬】15年マリアライト以来、6年ぶり8頭目の勝利。

 【波乱】3連単339万3960円と3連複28万2710円はこのレースの最高払戻金額を更新。3連単はJRA・GI史上6位の高額配当。

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2021年11月15日のニュース