【川崎スパーキングスプリント】カプリフレイバー初代王者!スタート決めた

[ 2021年6月16日 05:30 ]

 短距離の新設重賞「第1回川崎スパーキングスプリント」(S3)が15日、川崎競馬場で行われた。1番人気カプリフレイバーが直線2番手から抜け出し優勝、初代チャンピオンに輝いた。同馬と2着ダンディーヴォーグには「スポニチ杯習志野きらっとスプリント」(S1、7月21日、船橋)への優先出走権が与えられた。

 1分に満たない900メートル戦。好スタートを切った時点で勝負あった。これまで何度もゲートの悪さで苦汁をなめてきたが、それを一気に振り払うレースぶり。

 2着の町田が「遊ばれている感じで、勝った相手が強すぎた」と振り返ったように、直線2番手から残り200メートルで左ステッキのゴーサインが出ると一気に突き放し、2馬身半差をつけてゴールした。

 「スタートが悪いが、よく我慢してくれた。馬は最後まで余裕があった。先が楽しみな馬」と真島。次走は権利を獲ったスポニチ杯となったが軌道に乗った今なら重賞連覇も十分だ。

 ◆カプリフレイバー 父サウスヴィグラス 母サクラスリール(母の父ファンタスティックライト) 牡4歳 船橋・稲益貴弘厩舎 馬主・尾田信夫氏 生産者・北海道新ひだか町の谷岡牧場 戦績12戦6勝 総獲得賞金5105万円 重賞は20年優駿スプリント以来2勝目。

続きを表示

2021年6月16日のニュース