【マーメイドS】穴は藤懸シャムロックヒル!

[ 2021年6月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=15日】“荒れる重賞”の筆頭に挙げられるマーメイドS。いや、重賞とは名ばかり。格上挑戦の軽量馬がバンバン勝っている。今年は芦毛のキズナ産駒シャムロックヒルが穴っぽい。格上挑戦。しかも約5カ月の休養明け。オサムは調教に忙しい藤懸の背中を追い掛けた。

 「ええ、先週はしっかりやって、いい動き。芝に行って、さらに良さそうな感じですね」

 初コンタクトの1週前で感触をつかんだ。CWコースで6F80秒8の好時計。ラスト1Fも11秒9!!デビュー10戦目にして初勝利を挙げた同馬。昨夏札幌で連勝を飾り、ローズSを挟んで2勝クラスも即突破。底を見せていない魅力がある。

 「(鞍上に)選んでもらったからには期待に応えたいですね」と藤懸。ハンデも50キロまで下がれば騎手は限られる。軽量かつ“乗れる”鞍上に声が掛かったのは当然だろう。存在感を示した今年のオークス。初G1挑戦ながらハギノピリナ(16番人気)を3着に導いた。今回も大胆な騎乗で沸かせてくれるはずだ。

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2021年6月16日のニュース